MUNI CARPETS

news letter vol.52 : ハウス・オブ・ヤマナカをご存知ですか? ~世界に東洋の美を広めた日本の古美術商~

2024年4月1日

MUNIでは、月に1度メールマガジンをお届けしています。
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(画像:1911年 山中商会オークション目録 MUNI所蔵)

 明治から昭和10年代にかけて、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロンドン、北京、上海等に支店を置き、世界中に顧客を持っていた日本の古美術商がありました。
その顧客リストには、アメリカの大財閥ロックフェラー、自動車王フォード、金融王J.P.モルガン、建築家フランク・ロイド・ライトそしてイギリス王室までも名を連ねていました。

 その古美術商の名は「山中商会 (YAMANAKA & Co.)」。
江戸時代の大阪の経師屋を起源とし、明治以降、日本、中国、その他東アジアの美術品を海外に広め、「世界のヤマナカ」としてその名を轟かせた古美術商です。

 江戸時代後期に経師屋(表具屋)として出発した山中家は、二代目が書画骨董も商いはじめるようになったことから、その後古美術商を本業にしたようです。
本家、分家と複数あった中で、大阪・角山中と呼ばれた山中箺篁(しゅんこう)堂は、書画の目利きとして「大阪道具商界の三傑」と称される実力者として知られていました。

大阪からニューヨークへ、そして世界のヤマナカへ

 大阪で手広く古美術商を営んでいた山中家ですが、日本の開国後、ロンドン万博やパリ万博への出展を機に日本(ジャポニズム)ブームが起こるや、時代の機運に乗るべく、1894年(明治27年)、山中定次郎・山中繁次郎がニューヨークへ渡ります。
渡米直後の第一回試売の品物は完売。その後、商売は順調に推移し、世界各地に支店を展開していきます。

 上顧客であったロックフェラー家の数か所の邸宅の室内装飾と美術コレクションには30年以上にわたって多くの質の高い東アジア美術品を供給し、それらの美術品は、現在、メトロポリタン美術館、ボストン美術館他で見ることができます。
ロックフェラー家とは家族ぐるみの付き合いがあったつながりから、山中商会は、最盛期、ニューヨーク5番街の一等地の新築ビルに居を構えることとなります。

ロックフェラー家の内装の様子
(出典:『A PASSION FOR ASIA / THE ROCKFELLER LEGACY』Hudson Hills Press)


「世界のヤマナカ」の名を不動のものに

 順調に世界展開していた山中商会が、さらに栄華を極めるきかっけとなる大きな出来事が中国で起こります。

中国における義和団の乱(1900年)、辛亥革命(1911-1912年)という歴史の流れのなか、清王朝の崩壊と政情不安に伴う生活難から美術品を手放す元政府高官や貴族階級の中国人が増えるようになりました。
それと並行して、その混乱状態に乗じて、紫禁城をはじめ貴族の館などから多くの美術品が兵士、一般人によって略奪され市場で売り払われるという行為も横行していました。

 その混乱のさなか、北京に仕入れ滞在中であった山中定次郎は、恭親王(本名:愛新覚羅 溥偉・あいしんかくら ふい。”ラストエンペラー” 溥儀・ふぎの再従兄弟・はとこにあたる)の邸宅(恭王府)と宝蔵庫の美術品(青銅器、玉器、古陶磁等)をまとめて買い取ることになったのです。
一説に、清王朝の立て直しの資金作りのため、恭親王が山中に売却を依頼したと言われています。
(山中商会が仕入れのための拠点として中国に拠点を設けたのは1917年でしたが、それ以前から、大阪・角山中の初代・山中吉郎兵衛が茶道具、煎茶道具、文人趣味の書画、文具などを扱っていたことから、早い時期から中国とのパイプを持っていたと思われます。)

ニューヨークおよびロンドンにて「北京の恭親王の中国美術コレクション」と銘打った大規模な公開競売が開催され、これが「ハウス・オブ・ヤマナカ」の名を世界に轟かせる大きなきっかけとなりました。

恭王府前にて。右から3番目が山中定次郎
(出典:山中商会ホームページyamanaka-syokai.com)

 MUNIでは、1911年にニューヨークで行われた山中商会のオークション目録を所蔵しています(「YAMANAKA SALE -JAN.5, 1911」)。
山中商会が扱った商品が見て取れる貴重な資料であり、下記、目録の目次に見られるように、OLD CHINESE PORCELAINS(陶磁器)等と同様に”ANTIQUE CHINESE RUGS” も美術品として扱われています。
チャイニーズ・ラグのアンティーク作品の蒐集のみならず、こういった文献資料をも広く蒐集し、時代考証を含めた文様の調査を行ってきました。


1911年山中商会オークション目録の目次。MUNII所蔵

ハウス・オブ・ヤマナカの現在と功績

 かつて世界のヤマナカと呼ばれ栄華を誇った山中商会ですが、山中定次郎死去後、第二次世界大戦の勃発によりアメリカの財産全てを接収されたころから急激に衰退し、1960年に海外の店舗を閉店することとなります。
現在では、日本国内に「株式会社山中商会」の名が残るのみとなりました。

  「山中商会」の名前は残念ながら日本ではほとんど知られていませんが、世界レベルの文化的側面を考えたとき、山中商会が後世に残した功績は測り知れません。
中国の動乱期、山中が海外に持ち出していなければ、その後の文化大革命等なんらかの形で消滅していたであろう美術品は相当数あったと推測します。

現代の欧米において、西洋の空間に、陶磁器、漆器、屏風、仏像やカーペットなどの「東洋」のエッセンスをプラスする、というテイストは広く浸透していますが、その「東洋の美術」を西洋に広める橋渡し役の原点に、山中商会という日本の古美術商が広く深く係わり、現代にも脈々と続く根強い人気に繋がっていることは驚嘆に値します。

  現在私たちが目にすることが出来る山中定次郎の足跡として、根津嘉一郎氏が買い取った中国・天龍山石窟の仏頭があります。(根津コレクション以外の仏頭は、山中定次郎がイギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン6か国に寄贈。東京国立博物館にも4体寄贈されている)

その一部が、東京の根津美術館のエントランスに象徴的に展示されていますので、根津美術館にお出かけの際には、かつて世界を席巻した「世界のヤマナカ」の壮大なスケールの商いを感じながら、ご覧になってみて下さい。

【参考文献】

『ハウス・オブ・ヤマナカ 東洋の至宝を欧米に売った美術商』 
  朽木ゆり子 新潮社

『目の眼 2021年12月号』
    古美術の世界商社山中商会が広めた東洋の美

『A PASSION FOR ASIA / THE ROCKFELLER LEGACY』 
    Hudson Hills Press

『YAMANAKA SALE -JAN.5, 1911』(MUNI所蔵)



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工房 漢氈居便り

2024年3月24日

二十四節気の一つ、啓蟄(けいちつ: 2024年は3月5日)から藍の仕込みが始まります。

啓蟄の語源は、蟄虫啓戸 (地中にひそんでいた虫が戸を啓いて地上にはい出るという意味) に由来し、
全ての生命が動き始める時期を待って染め始めます。

なぜなら藍の中の微生物の働きによって発酵を促し染色する藍染は、寒い冬の期間では美しい色は得られないため、この季節を待ってやっとMUNIの藍色は染め上がります。

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3月 祝日の営業について

2024年3月20日

平素よりMUNI CARPETSをご愛顧賜り、誠に有難うございます。
3月の祝日は、下記のように営業いたします。

3月20日(水)春分の日:通常営業
3月21日(木)    :振替休業

南青山本店・倉敷本社店・FC広島店の全店が対象となります。
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。

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news letter vol.51 : Milanese Styleのルーツを見る

2024年3月1日

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@Kenji Kusudo 2016

先日ご案内させて頂きましたとおり、本日3月1日から17日まで、MUNI南青山本店では「Milanese Style展」を開催致します。
イタリア家具の最高峰ブランド:Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)と、MUNI CARPETSとのコラボレーションによって、ハイスタイルなミラネーゼの部屋を表現する趣向です。本イベントにあたり、今号のnews letterでは、Milaneseの邸宅を皆さまにご紹介したいと思います。 

Milanese Styleのルーツを見る
“Villa Necchi Campiglio”

@Kenji Kusudo 2016

 訪れたのは、ミラノ中心地の閑静な住宅地の中に豊かな緑葉に囲まれたVilla Necchi Campiglio(ヴィラ ネッキ カンピリオ)。かつてのミラノのブルジョアでありミシンブランドのネッキ(NECCHI)社を運営していた姉妹Nedda NecchiとGigina Necchi、そしてGiginaの夫であるAngelo Campiglioが1932年から1935年にかけてミラノの建築家Piero Portaluppi(ピエロ・ポルタルッピ)に作らせた私邸です。この邸宅の建築には予算制限がなかったそうで、建築を手がけたPiero Portaluppiは、かの有名な世界遺産、レオナルド・ダ・ヴィンチの 「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の修復にも携わった有名建築家です。

 現在は邸宅美術館として運営されており、邸宅の入り口にはプール、テニスコート、地下にはビリヤード室も完備されています。

@Kenji Kusudo 2016
@Kenji Kusudo 2016

 そして、邸宅の内部。
エレガントでクラシックなアールデコ調の家具調度品の足元に敷かれているのは、チャイニーズ・ラグです。
それまで中東のカーペットが中心であった欧米において、20世紀初頭にチャイニーズ・ラグが紹介されたことで、東洋の伝統美を持つチャイニーズ・ラグがミラネーゼの美意識と知的好奇心をくすぐりました。
赤色が退色して柔らかな色に変化した蝙蝠(こうもり)文と、雷文のボーダー(縁取り)が程よいオリエンタルテイストを添え、空間に対して大きな役割を果たしています。 

@Kenji Kusudo 2016

 Villa Necchi Campiglioのように、1930年代のミラノの上流階級の人々は、モダンインテリアの中にチャイニーズ・ラグを取り入れました。
そのスタイルは、その後のジョルジオ・アルマーニをはじめピエロ・リッソーニなどミラノのハイスタイルな人々によって、現代も受け継がれています。

流行に敏感なミラネーゼが好む西洋と東洋、新しいもの(モード)と古いもの(伝統)をミックスさせた“エクレクティック(折衷)スタイル”。
そんなイメージを持ちつつ、この度のMUNIでの「Milanese Style」のスタイリングを手がけました。

どうぞ、ミラノのご友人の邸宅を訪れるように、お出掛け下さいませ。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



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特別企画のご案内: Milanese Style -MUNI CARPETS and Poltrona Frau-

2024年2月25日

日頃よりMUNI CARPETSをご愛用下さり、誠にありがとうございます。
MUNI南青山本店では、3月1日よりスペシャルイベントを開催致します。
皆さまお誘い合わせの上、是非ともご来店下さいませ。

 1930年代、ミラノのハイスタイルな人々はモダンなインテリアの中にチャイニーズラグを取り入れた。
それはアールデコのモダンスタイルにチャイニーズラグの東洋の美がモダンさをさらに際立たせ、彼らの知的好奇心をも満足させたから。
以来ミラノのファッションデザイナーをはじめ感度の高い人々の間でそのスタイルは今も生きつづけている。

 この度、共に伝統を大切にしながら新たな価値を生み出す、イタリア家具の最高峰ブランド: Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)と、MUNI CARPETSとのコラボレーションによって、ハイスタイルなミラネーゼの部屋を表現いたします。

皆さまにお楽しみいただけましたら幸いです。
ご来店心よりお待ちしております。

MUNI代表 楠戸 謙二

とき:
2024年3月1日(金)~17日(日)11時~18時
毎週火・水曜日定休

ところ:
MUNI南青山本店
東京都港区南青山4-1-15 ベルテ南青山102  >MAP

お問合せ:
TEL 03-5414-1362 gallery@muni.co.jp

主催・企画:
MUNI CARPETS/Poltrona Frau



Poltrona Frau  ポルトローナ・フラウについて】

創業1912年、イタリアを代表するラグジュアリー家具ブランド。
イタリア王室から用命を賜ったことからイタリア国内での地位を築く。
1930年代にはイタリア国内におけるステイタスシンボルとして確立。
その後、ヨーロッパ全土へと拡大し、現在は世界中に店舗、顧客を持つ。
長きに渡る伝統、エレガントな創造性、手仕事、そして最高級の素材が
融合して創り出される家具は、世界中の顧客を今なお魅了し続けています。


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news letter vol.50 : ミラネーゼスタイル ~ミラネーゼはチャイニーズラグがお好き~

2024年2月1日

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(画像:AD Italia)Nella casa di un collezionista,
tra porcellane e pezzi di design |
Architectural Digest Italia (ad-italia.it)

ミラネーゼ・スタイル

~時代を牽引するセレブリティたちに愛されたチャイニーズ・ラグ~

クラシカル・チャイニーズ・ラグを愛したセレブリティとして、ココ・シャネルや、ルイス・コンフォート・ティファニー、フランクロイド・ライト等が挙げられます。

1930年代の前衛を担った彼らは、中国清朝の崩壊後、欧米のマーケットに紹介された宮廷絨毯=クラシカル・チャイニーズ・ラグを羨望の眼差しで受け止めました。

東洋の伝統美の中にモダンさを見出し、ほどなくしてそれらは彼らの個性を際立たせる重要なアイテムとなります。

遠く離れた東洋から到来した、誰も見たことのない美しいクラシカル・チャイニーズ・ラグは最高のしつらえへの究極の仕上げであり、所有すること自体が自身たちの知識欲を満たすステイタスシンボルでもありました。

 またそれら先人たちの美意識に敬意を払う現代のインテリアデコレーター達をはじめ、ファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニやエミリオ・プッチ、そしてゴールデン・グースのデザイナーなども、西洋と東洋をミックスさせた“エクレクティック(折衷)スタイル”を取り入れ、さらに現代的なスタイルに進化させています。

~ミラネーゼはチャイニーズ・ラグがお好き~

 「ミラノコレクション」を始めとするファッションの流行が生まれる場所として知られるイタリア・ミラノ。
ミラノの人々はファッションに敏感なだけでなくインテリアにも敏感で、その境は無いように思われます。
上述のファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニのミラノの自邸の写真がこちら。

 名だたるラグジュアリーブランドの店舗デザインを手掛けるピーター・マリノが依頼を受けてデコレートしたアルマーニの自邸。
ジャン・ミッシェル・フランクのモダンでシンプルな家具でそろえた空間に、チャイニーズ・ラグを全面に敷き詰め、この部屋の方向性を決めるアイテムとして実にうまく取り入れています。

アルマーニをはじめ感度の高いデザイナーたちは、チャイニーズ・ラグを好んで取り入れる傾向があり、雑誌Architectual Digest (AD)のイタリア版でもよく見かけます。

 ミラノの人々が好むのは、ファッションもインテリアも、西洋と東洋、新しいものと古いものなどをミックスさせた“エクレクティック(折衷)スタイル”。
異種間の溶け合いから、奥行きのある、新鮮で洗練された、そして遊び心のあるスタイルが生まれます。

そんなミラネーゼスタイルを表現するマストアイテムとして選ばれているのが、チャイニーズ・ラグなのです。

 数々の世界的ブランドからプロダクトを発表するのみならず建築、インテリアデザイン、アートディレクションなど幅広い分野で活躍するピエロ・リッソーニもその一人。

ポール・ケアホルムのPK80、PK22、ル・コルビュジェのLC2、そして自身がデザインしたソファをゆったりと配した空間の足元には、やはり!ブルー&ホワイトが爽やかなチャイニーズ・ラグが、ミニマルな部屋に上質な彩りを添えています。

ピエロ・リッソーニ ミラノの自邸
画像:2枚ともELLE DECOR
https://www.elle.com/jp/decor/decor-interior-design
/g41048002/piero-lissoni-home-22-0908/?slide=4

 ミラノの巨匠たちの知的欲求と洗練された空間づくりをも満たすマストアイテムとしてのチャイニーズ・ラグ。

いかがですか?チャイニーズ・ラグのイメージが変わりませんか?

MUNIは、そんなチャイニーズ・ラグの魅力をいち早く日本でご紹介してまいりました。
是非、MUNIの各店舗でチャイニーズ・ラグのmagicを体験してみて下さい。



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特別企画のご案内 -MUNI meets ALEXANDER LAMONT-

2024年1月26日

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news letter vol.49 : 年末ご挨拶に替えて

2023年12月28日


 数年ぶりに行動制限がなくなった2023年。皆さまにとって、どのような一年でしたでしょうか?

MUNI CARPETSでは、これまでにない取り組みを少しずつ始め、新たな流れが出来てまいりました。
その大きなひとつとして、FABRICA KYOTO様主催の展示販売会に初めて参加させて頂きました。

築100年を超える国の登録有形文化財にも指定される、京都「しまだいギャラリー」にて、イタリアの名門家具ブランド「ポルトローナ・フラウ」様、イタリアの高級ファブリックブランド「ロロ・ピアーナ・インテリア」様とともにとびきりラグジュアリーな空間を演出。
他では決して叶うことがない美の共演が実現したことは、私どもにとってこれまでに無い刺激となりました。

会場となった京都しまだいギャラリー


 また、秋冬には、「明スタイル」展を開催。
MUNI所蔵のアンティーク「明スタイルの椅子」の展示を核に、MUNI CARPETSの源流となる明の時代の世界感をよりお愉しみ頂くという試みを致しました。

11月のMUNI広島店での展示・トークイベントを皮切りに、MUNI倉敷店、MUNI南青山店と、2ヵ月に亘り巡回し、多くの皆さまに明時代の空気感、そして現代に通じる普遍的な美の世界感をお愉しみ頂きました。

広島ギャラリーでのトークイベントの様子
–MUNI広島ギャラリー Instagramより–
 (左)MUNI広島ギャラリーオーナー・髙橋澄子
(右)MUNI CARPETSオーナー・楠戸謙二
倉敷店での明スタイル展の様子

南青山店での明スタイル展の様子

   これらのイベントを通じて見えてきた無限の可能性から、来年以降への愉しみの種がたくさん生まれました。 カーペットライフの愉しみ、ひいてはインテリアの醍醐味を皆さまにお伝えできますよう、早速、1月には心躍る催しを企画致しましたので、どうぞ新たな展開をご期待くださいませ。



 皆さまと、皆さまの大切な方々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
どうぞ穏やかで暖かな年末年始をお過ごしください。

2023年12月28日
MUNI CARPETS
スタッフ一同

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年末年始休業のご案内

2023年12月21日

早いもので、2023年も残りわずかとなりました。
平素より格別のお引き立てを賜り心より感謝申し上げます。
MUNI CARPETSでは、下記の期間を年末年始休業とさせて頂きます。

【MUNI南青山本店・倉敷本社店・FC広島店・法人営業部共通】
  ■年内最終営業日
  2023年12月28日(木)(18時まで)

  ■休業期間
  2023年12月29日(金)~2024年1月5日(金)

 ※年始は、2024年1月6日(土)より通常営業致します。

休業期間中に頂きましたお問合せにつきましては、年明け6日以降順次ご対応させて頂きます。
皆様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

【ONLINE STORE】
ONLINE STOREにつきましても同様に、年明け6日以降にご連絡及びご発送をさせて頂きますが、
ご注文は可能でございますので是非お楽しみくださいませ。

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明スタイル 展 

2023年12月2日

先日の京都での秋の催事ご案内に続き、今回は、普段なかなか目にすることが出来ない希少な展示のご案内です。
昨年は、MUNIが1987年9月26日に創業して35年という節目の年でしたが、世の中の流れを受け、残念ながら催事は行いませんでした。
改めまして、長年の皆さまのご愛顧に心より感謝申し上げます。

今年は、MUNIのルーツとなる「明スタイル」展を開催する運びとなりました。
MUNIの世界感をよりお愉しみ頂き、素敵な時間を皆さまと共有させて頂ければ幸いです。


明スタイル 展
      「MUNIのルーツ・明という時代」

 MUNI CARPETSのルーツであるクラシカル・チャイニーズ・ラグは、芸術文化がもっとも花開いた中国の明(みん)王朝時代(14~17世紀)に生まれました。
書画をはじめ、陶磁器、インテリア、喫茶などさまざまな分野が洗練を極めた「明スタイル」は、ハンス・ウェグナーなど北欧家具のプロダクトデザインをはじめ多くの分野に影響を与え、現代に受け継がれています。

 

そんな豊かな明という時代の現代にも受け継がれる普遍的な美の世界観を感じていただきたく、

この度、家具のデザインを取り上げ、MUNI所蔵のアンティークの「明の椅子」と、
そこからインスバイアされた現代の椅子(イタリア家具の最高峰ポルトローナ・フラウ)を特別展示いたします。

時空を超えた美の世界を、是非ご覧にお越しくださいませ!

MUNI CARPETS  代表 楠戸 謙二

「明スタイル展」開催日程 

MUNI南青山本店】    
2023年12月7日(木)~18日(月)         
11時~18時  店休日:12/12(火)・12/13(水)
東京都港区南青山4-1-15-102   
(お問い合わせ先)MUNI南青山本店 TEL:03-5414-1362 

 展示の詳細やお問い合わせにつきましては、上記各店舗へお問合せ下さい。
皆さまのご来店をお待ち致しております。

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